古峯神社 2013 初詣 昇殿参拝 (2013/1/1)
今回は、吉方位への祐気取りではなく、初詣で訪れました。
母方の祖母の崇敬神社だったため、毎年初詣に行くのが恒例になっています。
古峯神社は、「ふるみねじんじゃ」と読むのが正しいです。
ですが、「こぶじんじゃ」と呼ぶ人も多いです。
また、天狗信仰で有名な神社でもあります。
あまり知名度はありませんが、全国にたくさんの崇敬者がおり、
1300年の歴史を持つ由緒正しい神社です。
[スポンサーリンク]
アクセスは、東北道鹿沼ICから1本道で30分くらいです。
電車の場合、JR鹿沼駅・東武新鹿沼駅前「東武新鹿沼駅」から古峰原行きバス終点です。
元旦の1番ご祈祷は午前6時から、2日・3日は午前7時からです。
東北道から撮影。元旦は快晴でした。
日光方面や群馬方面 の雪山が遠くに見えます。
南方からくる場合、神社へは東北道鹿沼ICを下りるコースが近いです。
ICから少し行くと、一の大鳥居があります。
神社から6キロ手前の距離です。
一の大鳥居は昭和49年に竣工され、
三笠宮寛仁親王も立ち会われたそうです。
銅製の鳥居としては日本一だそうです。
鳥居脇の記念碑には、三笠宮寛仁親王の直筆の文字が刻まれています。
そこをくぐった瞬間、空気が変わるのが分かりました^^
以前は、境内そばの大鳥居をくぐった瞬間、
頭の中から何かが抜けていく感覚があったのですが、
今年は憑き物がなかったのかなぁ、なんて^^
神社へは大芦川沿いの道路1本道です。
渓谷の景色も大変すばらしいです。
山一帯が古峯神社の神域だというのが分かります。
到着しました。
木でできた新しい鳥居です。
少し手前に100台以上置ける駐車場があります。
鳥居脇の狛犬です。
鳥居をくぐると橋があり、下にはせせらぎが。
橋を渡り終わると2つ目の鳥居。
気になったのは、ほぼ100%誰も鳥居をくぐる際にお辞儀をしないことです。
最近、パワスポ巡りをしている人は作法も勉強しているので若い方でもお辞儀をしているのを見かけますが、
中高年はあまり見かけませんね。
右側には池が。今日は凍ってませんでした。
鳥居からしばらく行って右側に本殿へ向かう階段があります。
この行列は、拝殿前のお賽銭待ちの人たち。
午後1時過ぎでしたが、100人弱くらい並んでいました。
お賽銭の前
お賽銭の左側で御朱印をいただけます。
ご近所の方でしたら、お賽銭でも十分ですが、
もし遠方からお越しの場合、お賽銭だけではもったいないです!
何せ、この神社は、拝殿の中がいろいろと素晴らしいので、見ないと損ですよ!
昇殿参拝でなくとも、見学だけでも中に入れますので♪
境内の売店
売店は拝殿の中にも2か所あります
括り付けられたおみくじ
全部、末吉又は凶なんでしょうか?
だとしたら、凄い数ですね^^
拝殿の入り口から左奥に行くと、ご祈祷の受付があります。
ご祈祷のお札はこんな感じ。
一番右の8万円のお札は、飾る場所に困りそうなくらい大きいです。
受付の待合室
壁には天狗のお面がたくさん飾ってあります。
崇敬者から奉納されたお面だそうです。
天狗のお面は授与所でも販売しています。
ご祈祷は1時間に1回、30~40組程度ですので、
お正月は次々回くらいまで待つことになります。
拝殿右側に自動販売機やお茶、テレビもある待合室がありますので、
そこでゆっくり待つことになります。
床暖房が利いているので、温かいです。
喫煙OKなので、かなり煙いですが、天井が高いせいか、タバコ臭さではない煙のにおいです。
飲料やカップラーメンの自販機もあります。
右が待合室、左がお札などを扱う売店
この売店の隣には、大天狗が飾られています。
小柄な大人くらいの大きさです。
布団が敷いてあるのは、宿坊用でです。
先着順で、この天狗の間での宿泊も希望できます。
憑き物落としにはもってこいではないでしょうか(^^♪
近くで見ると迫力があります!子どもは泣き出しそう^^
廊下の突き当たりには、大きな茶釜があります。
「古峯神社不滅の御神火」
「古峯神社では創祀以来御神火(聖なる火)を絶やしたことがありません。
この 爐にかかる大湯釜は直径70センチメートル容積80リットルが入り
1回でおよそ500名分の湯茶を賄うことができます。
この 爐より湧き立つ霊気(湯気)に当たれば、
無病息災で過ごすことができるといわれております。」
遠赤外線のように、手をかざすと体がポカポカしてきます。
古峯神社の中では、拝殿前に次いでパワースポットではないかと思っています。
初詣で神社に来る方は習慣でお参りされているだけで、あまりそういうことに関心がないみたいですが、
もし、パワースポット巡りをされている場合には、この茶釜でヒーリングしてみてください。
ご祈祷まで1時間以上あるので、ちょっと散策。
廊下の上には、様々な奉納品があり、一昔前の大物政治家がズラッと並んでいます。
ご祈祷の際に、住所が読まれるので、
遠方から来られる方も多いなぁと分かるのですが、
何と、崇敬者は全国二百万 もいるそうです!
鳥居の建立にも、500名余り立ち会ったということで、
由緒ある神社だというのが分かります。
茶釜の奥には大広間が。
中はこんなかんじで、畳!畳!畳!
ざっと数えても200畳以上は軽くあります。
と思ったら、300畳だそうです^^
廊下から見ると、大広間はこの長さ。
窓から見える景色もいいです♪
大広間300畳、中広間100畳、その他で1日に350人が宿泊できるそうです。
御参籠と言って、お参りした日に宿泊し、
翌朝1番(7時~)のご祈祷を受けることで、
俗世から離れ、心安らかに魂を鎮めるという風習が
古来よりあったそうです。
お寺の宿坊みたいなものです。
大広間には多数の布団が敷かれるわけですね^^
学生さんの合宿などもあったりしますが、普段はそれほど混んでいるわけではないので、
大広間で1人で食事をしたという方もいらっしゃいます^^
宿泊は、
素泊まり 5,250円
1泊2食付 基本プラン 6,300円(楽天トラベルで予約した場合)
大部屋 6,500円
個室部屋 7,300円
お食事も、1,050円~3,150円まで、
御膳が用意されています。
今回は行きませんでしたが、
敷地内に「古峯園」という立派な日本庭園があり、
その中に「峯の茶屋」というお食事処があります。
ここのけんちん汁はとってもおいしいので、
御参籠のお食事もきっとおいしいんだろうなと思います^^
ちなみに、ここの御神木は境内にはなく、
「古峯園」に入った池の前にあります。
入場料 大人300円かかるので、
あまり知らない方も多いかも^^
日本庭園と、「峯の茶屋」のお食事と合わせて、お金を払う価値はありますよ♪
お食事は鳥居前の売店よりも上品な感じです。
茶室もあって、600円でお抹茶とお茶菓子をいただけます。
「峯の茶屋」メニュー
茶屋定食 1,050円
けんちんうどん 840円
釜揚げうどん 840円
いも串 525円
でんがく 420円
くず切 525円
おしるこ 420円
ところ天 262円
家族で行く場合には、全員ですべてのメニューを制覇です(^^♪
今回は、ご祈祷まであと40分程度だったので「古峯園」に入る余裕がなかったのですが、
小腹がすいたので空き時間に何か食べることに。
鳥居を出たところには、何件か売店があります。
この日は、トン汁、フランクフルト、肉まんをいただきました。
肉まんは井村屋のものでしたが、コンビニで買うものよりもおいしかったです♪
さて、ご祈祷の時間がやってきました。
拝殿です。畳の部屋です。
1回のご祈祷で、このくらいの大人数が集まります。
拝殿のすぐ前に大きなお賽銭箱があります。
以前は、お金を投げる人が多かったので、
お賽銭箱の後ろに金網が張ってあったのですが、
今回はなくなっていました。
マナーが良くなったのでしょうか^^
始めに、女性神主さんが、天津祝詞をあげました。
続いて、ご祈祷が行われ、
参加者の住所氏名が呼ばれていきます。
その後、お琴の演奏に合わせて鈴の神楽が、続いてお祓いがなされ、
代表者が前に呼ばれて榊を奉納します。
以前は、1万円以上の奉納の方だけ前に呼ばれていたのですが、
数年前から、全員に変わったみたいです。
ご祈祷は、3500円~です。
今回は、住所を聞いていると、北関東の近隣の方が多かったようです。
*鈴神楽の様子は一番下にYOUTUBE動画を載せています。
ご祈祷が終わり、左脇にある売店でお守りを買いました。
ここにも大きなカラス天狗の奉納品があります。
帰りは4時近くになり、賽銭箱の前はこの通り。
以前は午後7時くらいまで混雑していたようですが、震災後は人が少なくなってきたみたいです。
賽銭箱横のおみくじを引いて、
御朱印をいただきました。
ここの御朱印は6種類あり、
どの御朱印も文字と絵が2ページにわたって描かれています。
1枚500円也
時間がかかるので、ご祈祷前に預けておいて、帰りに取りに行くといいかもしれません。
2013 古峯神社 初詣 昇殿祈祷&鈴神楽
初詣の拝殿でのご祈祷の様子を一部抜粋しました。琴の演奏と鈴神楽、お祓いの様子です。
ご祈祷をされた方は、年末になると、
神社から紙の人形が送られてきます。
体の悪い所をさすって、最後に3回息を吹きかけて、返送します。
大みそかの大祓の時に、ご祈祷していただけます。
また、12月28日には、新年を迎える前の恒例行事「天狗祭」が行われます。
天狗祭りは、御祭神である日本武尊にお供えする餅を神社内で作る行事で、神前での祝詞奉上、巫女舞が行われます。
拝殿前では、天狗のお面をつけた一般参拝者や職員らが石臼で餅つきを行い、神社内のすべての場所にお供えします。用意された餅は45リットル(25升)。機械を使わず、1日でつき上げます。
祐気取りで温泉に行く場合、近くに2つの日帰り温泉施設があります。
・前日光つつじ交流館(アルカリ単純硫黄泉)←おすすめ!
鹿沼市入粟野994-2
TEL:0289-86-1126
アクセス:古峯神社の脇にあるトンネルから県道246号沿いに11キロ
営業時間:
午前10時から午後9時
午前10時から午後8時(冬季)
年末年始 午前11時から午後5時(12月29日~1月1日は休業)
料金:大人500円
.ニューサンピア栃木内 鹿沼温泉「華ゆらり」
栃木県鹿沼市栃窪1255
TEL:0289-65-1131
営業時間:10:00~22:00時(最終受付21:30まで)
料金:大人(中学生以上) 500円、子供(3歳以上) 300円
*源泉掛け流しの浴槽は1つのみ
.日光智光薬湯
栃木県 鹿沼市加園2520
TEL:0289-64-1126
営業時間:第2、第4日曜日のみ8:00~17:00
入浴料:大人1,900円 子供900円
午後1時より、大人1,300円 子供600円
古峯神社の評価
御由緒★★★★
神氣度★★★★
グルメ★★★
御祭神:日本武尊
御由緒:今を去る1300余年の昔、隼人というお方が京都からこの地に移り、尊(御祭神・日本武尊)の御威徳を慕いつつ、京都よりこの古峯ヶ原の淨地に遷座(創祀)申しあげたのが始まりといわれております。
その後、古峯ヶ原は、日光を開かれた勝道上人という僧侶の修行の場となり、上人は古峯の大神の御神威によって、古峯ヶ原深山巴の宿において3ヶ年の修行の後、天応2年(西暦782年)日光の男体山に初めて登頂し大日光開山の偉業を成しとげられました。
この縁起にもとづき、日光全山26院80坊の僧坊達は、勝道上人の修行にあやかって、年々古峯ヶ原(古峯神社を中心)に登山、深山巴の宿で祈願を込め修行する慣わしとなり、その修行は明治維新に至るまで、千余年の永きに亘って行なわれました。(公式サイトより引用)
古峯神社(ふるみねじんじゃ)-もともと古峰ヶ原(こぶがはら)は修験者達の休息場だったらしい。その後天狗の社として関東・東北各地で信仰を集めるようになる。特に明治に入り1880年代以降、各地で開通する蒸気機関車が火の粉を撒き散らすようになったが当時の民家は茅葺きであるため火の粉に弱く、羽扇を持つ天狗が火防(ひぶせ)の霊験大として信仰を急速に集めるようになった。栃木でも1890年(明治23年)に日本鉄道日光支線(現JR日光線)が開通すると、一層盛んになった。関東・東北の各集落に「古峯講中」「こぶがはら講」が存在し、 村の代表が代参して、奉納された多数の天狗の面や額に見守られながら、お籠もりをする。一の鳥居は銅製としては日本最大の大きさを誇る。(鹿沼市wikiより)
古峯神社 初詣ご祈祷のご案内 2014年度
1月1日 6:00~
1月2日・3日 7:00~
昇殿参拝 神符 大祓 3,500円~、箱祓 6,000円~
↓ 古峯神社の宿泊は楽天トラベルで予約できます。
1名様~OK 1泊2食付 6300円、素泊まり5200円
トイレはウォシュレット付きの共同、大浴場ありです。
山奥の神社の境内で宿泊するという機会はなかなかありませんので、いい思い出になると思いますよ♪
古峯神社 公式サイト
〒322-0101 栃木県鹿沼市草久3027
TEL:0289-74-2111
アクセス:東北自動車道鹿沼ICから35キロ
地図
【関連記事】
【♨温泉で祐気取り♨ 宿泊予約サイト】 | ||
【メニュー】
全国の一宮神社 ・全国のパワースポット ・お水取りのできる神社
伊勢神宮ガイド ・祐気取りグルメ ・源泉掛け流しのある温泉
吉方位の調べ方&自宅から100kmの地図 ・御朱印
神社・パワースポット YOUTUBE動画
祐気取り書籍 ・登山派神社ガール必需品♪
ブログ掲載・仏閣