【北口本宮浅間神社 参拝&御朱印 2013/3】
先日は、静岡県の須走にある「東口本宮浅間神社」に寄りましたが、
東口があるなら、他にもあるのかなぁと調べていると、
富士吉田市に「北口本宮浅間神社」というのがあったので、
こちらにお参りすることにしました♪
浅間神社の総本社は、静岡県富士宮市にある「富士山本宮浅間大社」ですが、
あちらは町の中にある可愛らしい神社で、
こちらは杉の大木が立ち並ぶ山の中の荘厳な雰囲気の神社ということで、
こちらの方が好きだという方も多いようです。
初詣の際には、富士五湖から見える富士山と富士山からのご来光もおススメですよ。
(参考記事→本栖湖の富士山と日の出)
駐車場は、鳥居の右側にもありますし、拝殿の近くにもあります。
この鳥居は交通量の多い国道に面しているのですが、
鳥居の前には信号がないので、待っていてもなかなか車が途切れず、
渡る時には車を停めて渡っている方が多かったです。
はるか遠くに拝殿が見えますが、
背の高い杉の巨木に覆われていて、荘厳な雰囲気が漂っています。
いかにもパワーがありそうな参道ですね。
参道のスギは、こんな感じに2本3本と根が繋がっていて、
前に日光二荒山神社で夫婦杉、親子杉の御神木として祀られていたような木が
そこかしこにあります。
ここ、北口本宮も親子三神をお祀りしていて同じような杉の大木があるというのも面白いです。
でも、富士山の麓はスケールが大きいですね♪
栄養が違うのか?と思うくらい、幹が立派です。
杉の根元に穴があったので、ちょっと写真を撮ってみると・・・
「あっ」という驚きの声(実際に聞こえたわけではないですがw)、
とオーブがたくさん!
木霊の昼寝を邪魔してしまったようで、「ごめんなさい」と謝りました^^
というか、カメラを向けたくなるような場所には何かいらっしゃいますね^^
右側には巨大な岩が。
「角行の立行石」
慶長15年(1610)、富士講の開祖である角行(当時60歳)が、
この岩の上で酷寒の中、30日間、
裸で石上に爪立ちをするという荒行をした石だそうです。
すごいですね~
鳥居と桜門らしきものが見えてきましたが、その前に・・・
左に行くと
鹿苑がありました。
立派な角の雄が3頭いましたが、警戒していて近寄ってきてくれませんでした^^
でも、数が少ないからなのか、鹿のフンの匂いはほとんどしませんでした。
参道に戻ります。
目の前の大鳥居は、木製では国内一の大きさだそうです!
鳥居の手前には小さな川が流れていました。禊川です。
この水も富士山の伏流水なのでしょうか。
狛犬さんです。
顔が丸っこくて愛らしい感じでした♪
鳥居には「三国第一山」と書かれているのでしょうか?
「三」の一番上の棒が鳥の形をしています。
桜門です
境内に入ると左手に大きな手水舎。
屋根が大きすぎる!向かいの神楽殿くらいあります。
龍が豪快に口からお水を出しています。
大人の胸くらいの高さのある立派な手水舎です。
2キロ程富士山へ登った泉水(泉瑞)から引かれているそうですが、
「お水取り禁止」の看板がありました。
行列ができすぎて大変なことになるからでしょうか。
この場でぐびぐび飲んでしまいましたよ。
*湧水は近くにある、道の駅富士吉田でも汲むことができます。
屋根の彫刻も凝ってます。
なぜか、4ツ角には「Wink」のシールが貼ってありました。
こちらは、左側にある御神木の「富士太郎杉」です。
根元から巨大です。後ろの人と比べてみてください^^
こちらは右側にある、御神木の「富士夫婦桧」です。
どちらの御神木も天然記念物です(^_^)
さきほどの手水舎の向かいには神楽殿があります。
正面の拝殿です。立派ですね~
御祭神:木花咋耶姫命、彦火瓊瓊杵尊、大山祇神
御由緒:「景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊ご東征の折、足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中で当地「大塚丘」にお立ち寄りになられ、そこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝され「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と仰せになりました。よって大鳥居が建てられ、大塚丘に浅間大神と日本武尊をお祀りし、当社の創建となりました。
天応元年(781)、富士山の噴火があり、甲斐国主の紀豊庭朝臣が卜占し、延暦7年(788)、大塚丘の北方に社殿を建立しました。これが現在社殿のある地で、ここに浅間大神をおうつしし、大塚丘には日本武尊をお祀りしました。
古代、富士のような高い山、美しい山は神のおわす山として人が入ることは禁忌でした。よって当地は、ご神体の富士山を遥かに拝み祭祀を行う場でありました。現在拝殿を囲んでいる巨木はその神域を物語っています。」~公式サイトより
注連縄は巻いていなくて、房が垂れ下がっているタイプでした。
参道を歩いていて、修験道ぽい雰囲気を感じましたが、
やっぱり天狗のお面が奉納されていました。
御朱印を書いてくださった神職の方もそんな雰囲気を発していました^^
拝殿の中です。
置くまでズームすると、本殿に飾ってある、金箔の絵がとっても気になりました。
凄く立派な絵ですね。
拝殿の右側には授与所があり、色んな種類のお守りが売られていました。
富士山系の浅間神社では、富士山や桜などの刺繍が施された
かわいいオリジナル御朱印帳が売っています。
そろそろ1冊終わりそうなので、欲しかったのですが、
買うタイミングを逃しました(>_<)
境内社
さて、ここからは、拝殿を時計回りにぐるりと1周しながら、境内社を見て回ります。
左側に七色もみじ(高尾もみじ)の看板
紅葉の時期はきれいなんでしょうね♪
拝殿裏にも巨木杉がありました。御神木「富士次郎杉」
突き当り左には・・・分かりません^^
突き当り正面の「東宮本殿」(国指定重要文化財)
御祭神:天津日高彦火火出見命
武田信玄建立(永禄4年―1561)
「東宮本殿」横から。本殿の裏にいろいろなお宮が並んでいて、凄く立派な神社です。
こちらは、「神武天皇社」
本殿横
上のガラス戸から、先ほど拝殿で見た金箔の絵が見えました。
拝殿の横には「夫婦うめ」の木もありました。
公式サイトを見ると、4月9日に見ごろになりましたとあったので、
関東に比べるとだいぶ遅いですね。
本殿の真裏には、本殿に埋め込まれるように「恵比寿社」があります。
御祭神は大国主神(大黒様)と事代主神(えびす様)です。
ガラス戸で反射して分かりにくいですが、大黒様と恵比寿様の像らしきものもあります。
本殿をぐるりと一周するとその角に
「西宮本殿」(国指定重要文化財)
御祭神:天照大神・豊受大神・琴平大神
文禄3年(1594)建立
天井の極彩色の彫刻も細かいです。
さて、本殿を後にしてその他の境内社を回ります。
北口本宮浅間神社は本当に境内社が多いです!
右奥に行くと鳥居が見えました。鳥居には「富士山」の文字。
手前左は、「小御岳神社遥拝祠」です。
富士北口登山道の石碑
ここから登る方は相当の健脚ですね^^
鳥居の奥には「祖霊社」
御祭神:藤原角行霊神、村上光晴霊神、伊藤身禄霊神
その奥には富士講の石碑がたくさん立っていました。
ここの富士吉田登山道入り口から奥に200mほど進むと、
「大塚の丘」という創祀の場所があり、日本武尊の祠があるそうですが、
事前に下調べをしていなかったので、見逃してしまいました(>_<)
そこがパワースポットの一つだったようです。
鳥居を出るとズラッと並んでいる境内社。
一つ一つ詳しくご紹介できませんが、
日之御子大神、少名彦名命、倭四柱社(本居宣長・平田篤胤も!)、
日枝社、日隆社、愛宕社、天津神社、国津神社、天満宮があります。
そして、さらに右奥に進むと、
こちらは、神馬舎
十七夜講社
神変大菩薩
左が、「三殿社」
「秋葉社」、「厳島社」「疱瘡社」
右が、「三神社」
「八坂社」「春日社」「東照宮」
ここにも巨杉と「風神社」
諏訪神社
御祭神:建御名方神、八坂刀賣神
富士山周辺には諏訪神社がたくさんありますね。
まだこの時ははっきりと決めていたわけではありませんが、
2日後には長野の諏訪大社(4社)に行くことになったので、
ここで御縁をいただいていたのかもしれません。
神社巡りは本当に不思議で、
意識していなくとも御祭神が同じ神社が続いたり、
今回の旅でいうと、
榛名神社の武田信玄の矢立杉に始まり、
山梨の神社を巡ることになったのかなぁという気がします。
そのご縁は、その人の霊統(家系の氏神様の様なもの)であったり、
お参りした神社の神様がご縁をつなげてくださったりとあるようです。
うちの霊統は今回お参りした神社とは関係なかったんですけど(^o^)
拝殿の奥にも小さな本殿があって、独立した神社のようです。
ちなみに、諏訪神社の御朱印も別にいただけます。
左側には朱色の鳥居と富士山を模した模型
右側には金ぴかの御神輿が2体。
諏訪神社の手前右側には、
左:「下諏訪社」 御祭神:事代主神
右:「子安社」 御祭神: 伊耶那岐命、伊耶那美命
さらに、「福地八幡社」 御祭神:誉田別命
ここから表参道に戻ります。
鳥居の真下を歩いている人が米粒みたいですね^^
日本一の木製の大鳥居をくぐると
すぐ右側(入口から見て)にお稲荷さんがあります。
杉並木の参道を通って次の河口浅間神社に向かいます。
北口本宮浅間神社 御朱印
諏訪神社の御朱印
北口本宮冨士浅間神社 アクセス&地図
きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ
【住所・電話番号】
〒403-0005山梨県富士吉田市新倉3353
TEL:0555-22-0221
電話受付9:00~17:00
昇殿参拝 ご祈祷 個人5,000円~ 団体1万円~
【アクセス】
車:中央道「河口湖IC」よりR139経由で3km
又は東名道「御殿場IC」→東富士五湖道路「富士吉田IC」よりR139経由で3km
電車:JR中央線「大月駅」で富士急行線に乗り換え「富士山駅」下車。
駅前から山中湖・三島・御殿場行のバスで「浅間神社前」下車、徒歩20分。
高速バス:新宿西口・東京駅・横浜駅発→富士急ハイランド行
富士急ハイランドからタクシー、ふじっ湖号、又は徒歩
http://bus.fujikyu.co.jp/highw/
【地図】
【富士五湖周辺の関連記事】
◆静岡県駿東郡小山町 「東口本宮冨士浅間神社」(須走浅間神社)
◆山梨県富士吉田市 「道の駅 富士吉田」(お水取り&祐気取りグルメ)
【♨温泉で祐気取り♨ 宿泊予約サイト】 | ||
【メニュー】
全国の一宮神社 ・全国のパワースポット ・お水取りのできる神社
伊勢神宮ガイド ・祐気取りグルメ ・源泉掛け流しのある温泉
吉方位の調べ方&自宅から100kmの地図 ・御朱印
神社・パワースポット YOUTUBE動画
祐気取り書籍 ・登山派神社ガール必需品♪
ブログ掲載・仏閣