【長野】善光寺と一緒にお参りするのが作法!? 別所温泉にある厄除け観音”北向観音” (上田市)★★★

【北向観音】

きたむきかんのん

長野県上田市にある「北向観音」に参拝してきました。

参拝年月日 2016/1月

北向観音の口コミ評価:Google 4.1点/5.0点

【こんな人におすすめ】

◆長野県内で厄除け観音を探している
◆善光寺と一緒にお参りしてご利益にあずかりたい
◆ついでに別所温泉でゆっくりしたい


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【善光寺と同時にお参りするとご利益がある!?北向観音】

「北向観音」は、別所温泉の中にある?と言っても過言ではない、千手観音を祀る厄除観音です。

「北向観音」は、その名の通り、北を向いている本堂があるお寺です。

本堂は通常、東又は南を向いているので、北を向いているというのは日本中探しても例がないそうです。

北向観音は、千手観音様を御本尊として現世利益を願い、信州善光寺は南向きに建立され阿弥陀様を御本尊として未来往生を願うと言われていますが、現在と未来の片方だけしかお参りしないのは「片詣り」と言ってあまり良くないため、向き合ってる両方をお詣りして初めてご利益があると言われています。

新幹線ならば長野から上田まで一駅、車の場合は50キロ、約1時間30分かかります。

 

それはさておき、初詣客で混雑するお正月の三含日も過ぎたので、温泉のついでにお参りをしてこようと出かけました。

北向観音に向かう表参道。

通り沿いには昔からありそうなお蕎麦屋さん、お土産屋さんが並んでいます。

参道入口は階段になっています。

こちらは本堂側から見た階段。参道入口から階段を下り、本堂の前でまた階段を上がるという構造になっています。

段差が嫌な場合には別所温泉「かしわや」という老舗旅館の奥から裏の参道を通ると階段なしで本堂まで行くことができます。

旅館「かしわや本店」の横にある細い道。

「かしわや」の売店の角を曲がると温泉薬師瑠璃殿や護摩堂のある境内右側に出ます。

北向観音の周りにはいくつか駐車場がありますが、表参道の入り口から近いところにある「観音下駐車場」(地図)です。


ここは大型バスも停められる広さです。

他にもありますが、探すのが面倒だったので別所温泉で泊った宿にお昼過ぎまで停めさせてもらいました。

洗心

冷たい水でなく別所温泉の源泉です。

今まで見た中では、諏訪大社下社春宮下社秋宮、伊豆の修善寺も温泉でした。

北向観音では飲用許可証も掲示されているので、真水にこだわらない人はお水取りも可能です。

境内の他にも参道には2つの温泉の洗心とかけ湯地蔵、足湯もありました(画像は下部に掲載)。

裏には「御百度詣数取」と書かれた石碑があります。

お正月は参道の両脇に屋台が出ていました。

1年で最も北向観音がにぎわう時期です。

屋台が出ているので本堂を引きで撮影できませんでしたが、お堂の両脇には夫婦杉があります。

本堂

建物は善光寺と同じ「撞木造り」(しゅもくづくり)。

御本尊の千手観音菩薩は厄除け観音として知られています。

お堂の中では御祈祷が始まるところでした。

賓頭盧尊(びんずるそん)

善光寺のびんずる様は撫でられすぎて顔がツルツルになっていますが、こちらは綺麗でした。

扁額には何と書かれているのか。

色々な種類のお守りを売っていました。

護摩堂(不動堂)

本堂の横から渡り廊下でつながっています。

中では護摩祈祷が行われていました。

護摩祈祷は1月以外は事前予約が必要です。

本堂の北側にある「札所観音堂」。

江戸時代に熱心な信者が奉納した秩父三十四観音を安置しています。

北向観音は信州三十三観音の番外札所です。

中部四十九薬師霊場2番、坂東三十三箇所番外札所にもなっています。

「札所観音堂」の由緒

横に長い「札所観音堂」

「札所観音堂」の扁額

今でも全国から供養のために奉納された観音像が安置されています。

 

「札所観音堂」の隣には「額堂」。

江戸時代は一般庶民が心に秘めた悩みの解消の願いを込め、自身で描いたり描いてもらった絵を神仏に奉納し、絵馬堂としての役割を果たしていましたが、現在は仁王像が安置されています。

阿仁王

吽仁王

愛染カツラの木は市の天然記念物です。

川口松太郎の小説『愛染かつら』で登場して有名になりました。

看板は昭和49年(1974年)当時のもので樹高22m、周囲5.5m、枝張り14mとあるので、45年以上経った現在ではもっと巨木になっていることでしょう。

火災の際にどこからともなく千手観音が木の上に表れて民衆を救ったという逸話がありますが、上部まで立派な枝ぶりで、千手観音に見えなくもないです。

今では若い人たちに「縁結びの霊木」として親しまれています。

鐘楼(しょうろう)と梵鐘(ぼんしょう)

戦中は金属回収令で撤収されたものの昭和24年に復活しています。

高台には「温泉薬師瑠璃殿」が建っています。

温泉地ではよくある薬師如来が祀られています。

手前にあるのは「北原白秋の句碑」

「温泉薬師瑠璃殿」の奥に行くと別所温泉の老舗旅館「かしわや本店」の前に出ます。

北向観音は高台にあるので、上田盆地とアルプスの山々が綺麗に見えました。

どこの山だろう・・・。

帰りに立ち寄った「別所温泉 中松屋」は6階だったか大浴場が上階にあり、山を一望できて窓ガラスには山の名前が書かれていました。

 

【北向観音と別所温泉 洗心・湯掛け地蔵・足湯】

北向観音の境内にある洗心は温泉でしたが、温泉街らしい風物詩です。

別所温泉の源泉は無色透明なお湯ですが、ほのかに硫黄の香りがします。

参道の入り口近く階段の横にある「慈覚大師之湯」

ここにも飲泉許可の掲示が。

北向観音の東側にある「湯かけ地蔵」

大きな温泉地に行くと見かける湯かけ地蔵。

お湯を3回かけると願い事が叶うと言われています。

別所温泉の湯かけ地蔵には泥まみれのお地蔵様を助けたら幸せな日々を送ったという、逸話があります。

湯かけ地蔵の由来

別所温泉の由来

湯かけ地蔵の奥には「ななくり」という足湯もあります。

北向観音の徒歩5分圏内には150円で入浴できる共同浴場があるので、そちらもおススメです。

特に源泉かけ流し100%にこだわる方には「大師湯」が良いですよ。

*下にリンクを載せてあります。

 

【参道にある新旧レトロな味のあるお店】

お寺の門前通りといえばグルメも気になるところです。

北向観音は表参道と裏通りに気になるお店がいくつかあったのでご紹介します。

正面に本堂が見える表参道には昔ながらのレトロなお店があります。

表参道の階段のすぐ下にある「橋本屋食堂」 ⇒地図&口コミ

肉うどん、牛丼、馬刺しなどがあります。

出汁のいい匂いが外に漂っていました。

ここは口コミも多いので人気がありそうです。

信州そば・味噌煮込みうどんのお店「福寿家」。⇒地図

牛丼や馬刺しなどもあって、通りかかるといい匂いがしていました。

*2019年12月現在、Googleでは閉店と書かれていました。

参道を上がって少し東にある「食堂 三友軒」 ⇒地図&口コミ

リニューアルしたのか比較的新しい感じです。

ラーメン、うどん、そば、天丼、かつ丼等があります。

1月11日までは限定メニューしかないようなので、その頃までが初詣のピークなのでしょう。

さらに東へ裏通りにある「やきとり桂」 ⇒地図&口コミ

お昼は麺類もあるようです。

薬用人参の天ぷらというのが珍しいですね~。

夜は居酒屋でニンニクだれの焼き鳥が人気だそうです。

23:30まで営業しているので、旅館で素泊まりした場合や、夜食が食べたくなった時にふらっと出るのに便利です。

 

さらに裏路地に入ると門前通りに溶け込むレトロな外観ながらもどこかこだわりを感じさせるおしゃれなお店がありました。

さらに南東へ。共同浴場「大湯」の裏路地に「カフェ ガーデンベリー」というおしゃれなお店が。

チャイラテが人気のようですが、朝7時から営業していてモーニングセットもあります。

⇒地図&口コミ

七輪焙煎のコーヒーが飲める「別所エスプレッソ」 ⇒地図&口コミ

とても評判が良かったですが、残念ながら閉店してしまいました。

 

【北向観音】

【創建】

平安時代初期の天長2年(825年)、比叡山延暦寺座主の慈覚大師円仁により開創。

【御本尊】
千手観音様

【御縁起】
北向観音堂は、平安時代初期の天長2年(825年)、比叡山延暦寺座主の慈覚大師円仁により開創され、安和2年(969年)、平維茂は一山を修理し、三楽寺、四院、六十坊を増築したと伝えられている。
寿永元年(1182年)には源平争乱の中、木曾義仲の手により八角三重塔と石造多宝塔を残して全て焼失したものの、源頼朝の命のもと伽藍復興がおこなわれ、建長4年(1252年)、塩田陸奥守北条国時により再興された。

【ご利益】
厄除、家内安全、商売繁盛、交通安全、合格祈願、縁結び、心願成就、開運等

【北向観音の御朱印】

準備中です

【北向観音の感想】

普段はとても静かで寂しいくらいですが、1月は新年のお参りで大変賑わっていました。

隣のお堂で護摩を行っている様子が見えましたが、なかなか迫力があってよかったです。

別所温泉の中にあるだけあって、手水が温泉で、しかも飲用許可されているのが印象的でした。

境内の雰囲気 ★★★★ 4.0

 

【北向観音 基本情報】

住所:〒386-1431 長野県上田市別所温泉1656
TEL:0268-38-2023
公式サイト

【御祈祷受付】

3〜4月・10〜11月:6:30、10:30、12:00、13:30、15:00
5〜9月:6:00、10:30、12:00、13:30、15:00
12〜2月:7:00、10:30、12:00、13:30、15:00

厄除・家内安全・商売繁盛・身体健全・交通安全他のうち、2つお願いできます。

祈祷料:5,000円
護摩料:8,000円(前日までに要予約、1月は予約不要)

【御朱印・お守り】

御朱印 300円
御朱印帳 1,200円

開門時間内に
3月~4月 ・・・6:30~16:30
5月~9月・・・6:00~17:00
10月~11月・・・6:30~16:30
12月~2月・・・7:00~16:00

【アクセス】

◆車
関東から:関越道「藤岡JCT」~上信越道「上田菅平IC」下車、国道18号線を別所温泉方面へ。
名古屋から:東名道「小牧JCT」~中央道「岡谷JCT]~長野道「麻績IC」下車、国道143号線経由。
ドラぷら
◆電車
JR北陸新幹線「上田駅」下車、上田電鉄別所線に乗り換え「別所温泉駅」下車。
名古屋から:JR中央本線「篠ノ井」下車、しなの鉄道に乗り換え「上田駅」下車、上田電鉄別所線に乗り換え「別所温泉駅」下車。
Yahoo!路線情報
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約

地図










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