「金櫻神社」は「かなざくら」と読みます。
昇仙峡の一番奥にあり、水晶発祥の地として観光地の一つともなっています。
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こちらは大鳥居。
このすぐ下に「夫婦木神社」があります。
立派な鳥居なのですが、夫婦木神社に向かう途中に気づきました^^
昇仙峡に向かう際に、ナビを設定したところ、
境内脇の駐車場に着いてしまったので。
案内板
御祭神が多いです^^
かなり大きな手水舎
この手水舎の奥に湧水のポイントがあるようなので、
そこからお水を引いているのでしょうか。
手水舎の後ろに道祖神の小さな祠
階段は上がりませんでしたので、下からの撮影のみ。
階段を登る途中、左右に杉の巨木があります。
他にもいろいろな境内社があって、
ここの神社の見どころは境内よりもこの参道なのかもしれません。
車を駐車したのは、こちらの西の参道鳥居前です。
鳥居の手前には石で汲まれた御神水があります。
さきほどの表参道の湧水を引いているようです。
飲んでみましたが、やっぱり美味しいですね♪
神水の由来
2000年の歴史の中1300年前に、吉野の蔵王権現を明治初年まで合祀したがその折、
如来様の池として掘った水が延々と湧出している神水です。
先ほどの表参道の手水舎にはこのような案内板はなかったので、
お水取りをする場合にはこちらの方が良さそうですね。
拝殿
御祭神:少名彦命、大己貴命、須佐之男命、日本武尊、櫛稲田媛命
昭和30年に全焼してしまい、その後再建されました。
本宮は金峰山にあり、もともとは山岳信仰(御岳信仰)の神社です。
御神宝はこの地で発掘された水晶だそうです。(写真はパンフより)
この拝殿を撮影しようとカメラを取り出すと、
後ろから「撮ってあげましょうか?」と声を掛けられたので、
振り向くと、金田一シリーズ(昔の)に登場しそうな袴の老紳士が立っていました^^
おそらく、宮司さんと思われますが、何ともおしゃれな方でした。
社務所の横には黒い柴犬のミックス?の愛犬がいたのですが、
私が本殿の方でウロウロしていると、ワンワン吠え始めました。
不審者と思われたかな~と思い、ワンちゃんのところに近づくと、
「ふ~ん」という顔で特に興味も示さず^^
本殿の神様をお守りしているようでした(^_^)
この神社は山岳信仰とあいまって、
狼信仰(秩父の三峯神社も同様)があるそうで、
このワンちゃんはきっと、神使いの犬なのかも~
拝殿脇の神輿
本殿
本殿の裏にある御神木「鬱金(うこん)の桜」
創祀2000年と云う古い歴史を持つ当神社が里宮として
約1500年前に此の御岳の里に祀られてより神仏習合時代に入り、
駅の行者小角の以金為神、以桜為霊と云う託宣より
「金の成る木の金櫻」として崇められたと云う景行天皇の御代日本尊命が
植えられた桜をも謂う「うこん」とは上古の昔より皇のお召物の色とされ、
この染料となる植物より此の名がつけられたものと考えられる。
(大阪造幣廠地内に「御衣黄」と云われる桜が此の桜に酷似しているが、
恐らく此の由来に起因するものだろう)
現在のこの神木は6~7代目とも云われ、4月下旬~5月上旬、
黄金の大輪の花をつける。
此の季節、此の桜を拝み、水晶の守りをうけると一生涯金運に恵まれ
厄難解除のご神徳をもうけられるものと全国各地からの参拝者で
賑わっております。
境内には様々な桜が600本植えられており、
一の鳥居から境内にかけて、お祭り期間中はライトアップされるそうです。
桜まつりは、4月21日~5月6日(毎年春期例大祭から5月の連休最終日まで)
本殿裏
柱には、初代左甚五郎作(伝)の龍の彫刻が2体あります。
昭和30年の火事により社殿ともに消失してしまいましたが、
その後、昭和58年に東京銀座の医師が日展会友堀友二氏に依頼し、
制作、奉納されたそうです。
境内の奥にある「招福大黒天」
中には木造の大黒様
さらに奥に行くと、案内板。
左奥に霊峰富士遥拝所と徳川家康公の碑
右側には富士山遥拝所
12月第1日曜日、鎮火祭後輿を富士に向け据え
その動きでその年の吉兆を占ったという。
左奥に行くと、石碑というか小さな墓石のようなものがありましたが、
急な山の斜面だったので、近づくのは断念しました。
右の方はどこから遥拝できるのは、ちょっと分からず^^
こちらは、境内にあった巨木の切り株。
直径2m以上ありそうでした。
さきほどは上らなかった表参道の階段下を見ると、
2本のトーテムポールのような彫刻がありました。
こちらも、昇降龍です。
奉納されたという案内板の龍はこちらのことなのか、ちょっと分からず。
この日は、平日で曇りのせいもあってか、参拝客も他に1組だけしかおらず、
境内と社殿の雰囲気もあまり良い感じはしませんでした。
人がいなくて荘厳な山の神社もあれば、そうでもない神社もあり。
桜の咲く季節に人でにぎわっている方が、むしろ良い感じなのかもしれません。
昇仙峡は、観光スポットとしても人気ですが、
山の気自体もあまりぱっとせず、
清々しさに欠ける感じでした。
相性もあるかもしれませんが。
ここの社殿が全焼した事に関連して、
これから向かう「夫婦木神社姫の宮」の宮司さんから不思議なお話を
聞くことになります。
御朱印
書置きのものだけだと言われました。
授与所には、水晶の地らしく、水晶グッズがたくさんおいてありました。
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金櫻神社
山梨県甲府市御岳町2347
TEL:055-287-2011
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