日光世界遺産を巡る旅 第2弾は「日光東照宮」です。
輪王寺を出ると、もうそこは東照宮の参道です。
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人の大きさと比べると、杉並木の高さが分かると思います。
花粉症の人はちょっと大変そうなくらい、杉の木があります^^
徳川家の御紋と東照宮の文字
石鳥居(国指定重要文化財)
ご鎮座翌年の元和4年(1618)、九州筑前(福岡県)藩主黒田長政公によって奉納されました。石材は、まず九州から船で小山まで運ばれ、その後陸路人力でこの日光まで運ばれました。~公式サイトより(以下同)
東照大権現の文字。
東照宮は、徳川家康公を御祭神とするれっきとした神社です。
五重塔(国指定重要文化財)
初重心柱を特別公開中とのことでした。
表門(国指定重要文化財)
この門の先からは、入場券が必要になります。
左手前に拝観受付があります。
左右の仁王像(国指定重要文化財)
「阿吽(あうん)」の仁王像は、向かって右が口を開けて、左が口を閉じています。
高さ4m。
表門の裏側
左右の狛犬。狛犬も極彩色です。
諸国の大名から奉納された石灯籠。
徳川家康公を弔うために奉納されたそうです。
歴史マニアにはたまらない有名人の名前がずらり。
三神庫(国指定重要文化財)
上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言い、この中には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められています。
また、上神庫の屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の大きな彫刻がほどこされています。
とちぎ名木百選「東照宮の高野槙(こうやまき)」
第3代将軍徳川家光公手植えの高野槙で、樹齢370年。
高野槙は、悠仁親王の御印でもあるので、
看板には「御誕生を祝福して。。。」とありました。
神厩舎・三猿(国指定重要文化財)
左から二番目には、あの有名な「見ざる言わざる聞かざる」の猿の彫刻。
猿の彫刻は、左から右へ8つの場面の人生劇場を表しているそうです。
「見ざる言わざる聞かざる」は、判断力のない子供時代を表しています。
授札所と奉納された絵馬
日光東照宮ならではのお守りの数々
昔から、日光に行くと、なぜか木刀と十手を買って帰る習慣がありました^^
大判のお守りはおみやげでいただいたことがあります(^_^)
御水舎(国指定重要文化財)
神様にお参りする前に、手を洗い、口をすすぎ、心身を清める為の建物です。水盤は元和4年(1618)九州佐賀藩主鍋島勝茂公によって奉納されました。
屋根が派手ですね。
お水はサイフォン方式で汲み上げているそうです。
手水舎への賽銭禁止の神社も多いですが、ここは賽銭箱が置いてあります。
第2の鳥居(青銅製)
この鳥居の手前真ん中から数メートル後ろのあたりが、
東照宮で最大のパワースポットという説があるそうです♪
そのせいか?鳥居の周りはじっとしていて動かない人が多い(^_^)
輪蔵(国指定重要文化財)
輪蔵は寛永12年(1635)に建てられ、桁行3間、梁間3間、宝形造り、銅瓦葺き、裳階付きです。朱色と金が基調で組物と彫刻が極彩色で彩られ、内部には八角形の回転式の書架があり、一切経1456部、6325巻が納められていました。
南蛮鉄燈籠
伊達正宗の奉納で、ポルトガルから鉄を運んで鋳造したもの。
境内燈籠の中でもっとも有名なものです。
階段を上がると陽明門ですが、その前に。。。
鐘楼(国指定重要文化財)
入母屋、銅瓦葺き、極彩色で、豪華な作りです。
陽明門正面から
陽明門裏から
陽明門(国宝)
日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。
前回見たのは、20年くらい前でしたが、
今回は極彩色の塗装がかなりはげてしまっていて、
日が暮れるまでは見てられないかなぁ~というくらい全体的に痛んでました。
ツアーガイドの方が「来月から平成の大修復に入りますので、見られるのは今のうちだけです~」
と説明されていたので、見られただけでもラッキーだったのかもしれません。
屋根の彫刻
陽明門裏側の狛犬
金色だとスフィンクスみたいですね。
狛犬のルーツはスフィンクスにあるようですが。
廻廊(国宝)
陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。
そこかしこに燈籠がありますが、本堂に近いほど血縁の大名、
遠いほど外様大名という風に、序列があるとか。
唐門(国宝)
全体が胡粉(ごふん)で白く塗られ、「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など細かい彫刻がほどこされています。
陽明門のくたびれ具合に比べると、一段と光って見えました。
唐門の奥が本殿(国宝)です。脇から靴を脱いで上がることができます。
手前は社務所、奥は神楽殿です。
本殿の中にも御守りの授与所はありますが、御朱印はここで受付ています。
奥宮(国指定重要文化財)・眠り猫(国宝)入口。ここから先は別料金です。
時間が圧していたので、今回はスルーです。
祈祷殿(重要文化財)
婚式や初宮などのご祈祷が行われます。
この後、御本社(国宝)に入りましたが、中は写真撮影禁止です。
御本社は、本殿・石の間・拝殿からなり、例祭をはじめ、年中の祭典が斎行されます。また拝殿左右には、「将軍着座の間」・「法親王着座の間」があります。
一般の神社と同様、奥に鏡、お供え物があり、手前に大きなお賽銭箱があります。
左側は売店兼社務所のようになっていて、お守り等を販売しています。
唐門の内側から陽明門の方を撮影
御本社を出たら、最後に鳴龍のある薬師堂(本地堂)へ向かいます。
なぜか神社に薬師堂ですが、家康公は薬師如来の生まれ変わりだと言われていたとか。
本地堂(薬師堂)・鳴龍
本地堂(薬師堂)の内陣天井に描かれているのが、有名な鳴竜。竜の頭の下で拍子木を打つと、天井と床が共鳴して鈴のような鳴き声に聞こえる。もとの絵は狩野永真安信-かのうえいしんやすのぶ-の筆によるが、堂とともに焼失したため堅山南風-かたやまなんぷう-画伯が復元した。
鳴龍を見たのは、小学5年生の時の遠足が最後だったように記憶しています。
その時は、どこが鳴いている龍なのかさっぱり分かりませんでした^^
しかし、今回は、実演してくれるお坊さん?がいて、
「火の用心、チャン、チャン」と鳴らす拍子木で、
しっぽの下と顔の下でためしに鳴らしてくれます。
龍の顔の下で鳴らすと、ホワァァ~ンと龍が鳴くように音が響くのが分かります。
5回くらいやってくれますので、混雑している時でもよく分かると思います。
若干、お守りの宣伝PRも含まれてますが^^
薬師堂の出口付近にはお守り等の売店があるのですが、
おみやげに、日光杉が使われているという鳴龍のお香を買いました♪
日光東照宮 御朱印
鳴龍の薬師堂御朱印(お寺用)
日光東照宮は以上です。
もう、閉鎖時間の16:00まで間もないので、
これから急いで二荒山神社へ向かいます。
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