甲府市の東、笛吹市にある「甲斐國一宮浅間神社」です。
浅間神社の中では富士山からは少し離れた街の中の神社です。
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もうすぐ神社に到着するという時、パッと目に入った前の車のナンバー「4444」。
4のぞろ目の意味は、「お前(の魂)は、死んでいる」(@_@)なんだとか。
山梨県は年・月凶方位でしたし、この日は曇天でしたし、
(行きたい!と意気込んで行った神社はいつもピーカン)
山梨はイマイチ~とか思っていたので、
気乗りしていないのは確かです^^
こちらは国道沿いにある大鳥居
まだ神社の入り口すら見えていません。
ナビを頼りに到着。駐車場はこの右向かいにあります。
神門
参道をまっすぐ行くと神楽殿と別の入り口の鳥居。
社殿は左側にあります。
手水舎
龍もなくシンプルです。
一宮町京戸山系から汲み出した市営の水道水とのことです。
水道水ですが、特に塩素臭は分からず。
でも、消毒はしてありますよね。
社務所の前には立派な松
しだれ桜も
奥は社殿なのですが、社殿に向かう道と
さきほどの鳥居から入る参道とクロスしていて、
ちょっと変わった配置でした。
鳥居ともいえない石柱が立っていて、
ここで一度祓ってから拝殿に向かう方がいいのかなぁ、
と、一旦参道から右に回りここをくぐって拝殿に行きました。
狛犬さん
拝殿の中。
ちょうどご祈祷が終わったところの様で、神職の方が行ったり来たりしていました。
御祭神:此花咋耶姫命
創建:貞観7年(865)。もともとはここから2キロ離れた南東に祀られていたものの、
(現在は、摂社「山宮神社」となっている)
前年の富士山噴火により現在の場所に移転したといわれています。
なぜここが一宮かというと、古代の山梨の政治の中心地だったそうです。
噴火のあった場所から移転した先の一宮はどこかについて争いがあるそうで、
河口浅間神社とする説もあるようです。
こちらは神楽殿。
神楽殿の横は北口があり、
こちらにも立派な鳥居がありました。
北口の鳥居をくぐると、左側に「立石」というのがありました。
こちらの「立石」を見ると、またか・・・
もちろん、子孫繁栄は大事なことですが♪
山梨は木や石でこんな形のものが多いですね。
目ざとく見つけるという県民性?それとも、山梨は特別な何かがあるのでしょうか。
拝殿の正面にも、「子安石」という安産祈願系の石があります。
境内に戻って、神楽殿の左奥に行くと、「干支まいり」という石があり、
まず、お砂取り場「清め砂」。
この左の白い建物(御輿倉?)の裏に隠れるようにして、
境内社の「7社」が祀られていました。
倉との間に人が入れないくらい・・・。
御祭神の7神はこちら。
その隣には護国神社。
向かいの本殿の方を見ると、2本の満開の木。
「夫婦梅」?と思いましたが、咲いているのは桜の木ですね。
案内板の写真の位置からして、梅はもう散ってしまったようです。
夫婦梅といてっも、御祭神は此花咋耶姫命だけで、瓊瓊杵尊はいらっしゃらないんですね。
ですが、この夫婦梅が御神木だそうです。
さらに奥に行くと、人型に切り抜かれた石の壁。
この間をくぐって、祓う意味があるようです。
これが、「干支まいり」のようです。
全部は撮りきれなかったので、「亥」だけ撮影。
まるっこい石像の横に、黄色いプラスチックの小さなお賽銭箱。
まだ石像は新しいですね。
どなたかによる奉納なのか、宮司さんのアイデアなのか・・・。
夫婦木神社にしても、山梨は観光熱心な神社が多いです。
本来の神様の波動で、人を感動させるには十分なのに・・・と思うのですが^^
でも、こういう像もしばらくすれば、魂というか、エネルギーが籠るのかなぁ。
方位が刻まれた石。
富士石という石碑の横にある、三角にくり抜かれた石。
こちらは、8本の足がついている頭でっかちのタコなのか?
何が何だか意味が分かりません^^
首をかしげながら進むと・・・
天照皇大神を祀る「神明社」
「真貞社」
貞観7年の富士山噴火の際に亡くなられたのでしょうか、
その時の神主「伴直真貞公ノ神霊ヲ祀ル」と刻まれています。
ちょっと本殿の裏らしい雰囲気♪
その奥、本殿の真裏には立派な杉の巨木が。
特に御神木として扱われていないようで、紙垂(しで)もかかっていないですが、
やっと富士山の浅間神社らしい木に出会えました!
とはいえ、木の周りはちょっと砂埃というか、汚れというか、
触りたい(抱き着きたい)けれど触りにくかったです(>_<)
でも、癒されるパワーはたっぷり出てました♪
もう、午後4時を回っていたせいもあるかもしれませんが、
一宮にしてはひっそりとした神社でした。
群馬県の貫前神社を彷彿とさせます。
今回は下調べが不十分で行きませんでしたが、
ここから2キロ南東にある摂社の「山宮神社」には
瓊瓊杵尊も祀られていて、根元が繋がった立派な夫婦杉もあり、
こちらの方が、富士山系の浅間神社らしい雰囲気のようです。
そういえば、富士宮の浅間大社の方も、同じような経緯があって、
山宮神社の方が強烈なエネルギーみたいですね。
神様の土地に気安く人間は近寄るな~という感じなのでしょうか。
御朱印
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静岡県駿東郡小山町 「東口本宮冨士浅間神社」(須走浅間神社)
甲斐國一宮浅間神社
山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
TEL:0553-47-0900
アクセス:
新宿駅西口より中央高速バス約100分
一宮停留所下車徒歩10分
山梨市駅よりタクシーにて約10分
甲府駅よりバスにて(一宮経由勝沼行)約40分
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