陸奥一宮 石都々古和氣神社(いわつつこわけじんじゃ) 参拝(2013/11)
「石都々古和氣神社」は福島県内に4つある一宮神社の一つです。
表参道の鳥居からは、八幡山の頂上までかなり歩くことになります。
今回は、神社の住所をナビで設定したところ、
裏山から入り、拝殿脇の駐車場にたどり着きました。
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石都々古和氣神社 境内案内板
八幡山は県の史跡「石川城跡」に指定されていて、
参道は、あじさいの小途という遊歩道になっています。
裏から車で八幡山に向かう道。
途中、墓地があったり、かなり大がかりに木を切り倒した跡がありました。
創建は石都々古和氣神社の方が古いようですが、
八幡山と呼ばれているのは、
石川城の当主が源氏の氏神である八幡大神を後から合祀したためです。
表参道の鳥居
この鳥居の左側を10mほど行ったところに社務所があります。
拝殿までの最後の階段
鳥居の額には石川郡総鎮守とあります。
この周辺は、紅葉がまだ少しだけ残っていました。
神社下の川沿いが桜並木になっていて、春は見事な景色を楽しめるそうです。
参道には巨石がたくさんあり、古くから信仰の山であることが伺われます。
頂上の駐車場から入ると、境内はこんな感じ。
御神木(高野槙)
根元までありますが、中は空洞なので枯れて倒れてしまったのか。
御手洗石
拝殿
御祭神
配神:大国主命(おおくにぬしのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと)
御由緒
伝承によれば、飛鳥時代(614-669)に藤原氏の祖、大臣鎌足(藤原鎌足)が「味鋤高彦根命」を「筒子山」に祀ったのが始まりとされており、延暦年中(782~806)には福田利人が祠を営んで、「味鋤高彦根命」を祀り、康平5年(1062)に初代福田安芸守源有光(初代石川有光)が八幡山に、三芦城を築いた。築城中、当社を假に高田五里石の千勝大明神の地(当社の東400m程の近津神社)に遷座した。治暦2年(1066)9月これを旧社に還遷し、石川有光は陸奥国平定の際に源頼義が勧請した源氏の氏神である石清水八幡宮の御分霊(大国主命・誉田別命)を当社に合祀し、そのとき石川有光の末子有祐が外祖父神祇職吉田(卜部)兼親朝臣の養子となり、吉田左衛門尉(初代神官吉田家当主)と名を改め当社神官となった。~公式サイトより
拝殿の上には三つ巴の社紋
扉は閉まっており、お賽銭箱だけありました。
本殿横
拝殿の左奥に末社
祖霊社
この奥にも剣石という巨石があります。
二つ並んでいますが、諏訪神社の案内板しか見当たりませんでした。
御祭神:建御名方命、八坂刀売命、邑陀和氣命
商売繁盛、家内安全、病気平癒とあります。
本殿の真横にも祠
ハート形の穴が開いていますが、何か意味がるのかな。
御由緒書
ここの裏のモミジだけ真っ赤でした。
御輿殿 祓殿
拝殿に、御朱印は社務所で扱っていると書いてありましたので、
電話をしてみると、鳥居の下の家ですということで、車で下に向かいました。
表参道の左側に案内板が出ており、その奥に社務所兼ご自宅があります。
自由民権史跡とありますが、
吉田光一氏というのは、第31代の宮司さんで、自由民権運動に奔走されたそうです。
御朱印をお願いしている間に、お茶とお菓子まで頂いてしまいました(^_^)
玄関には、近隣の温泉宿や観光パンフレットも置いてありました。
石都々古和氣神社 御朱印
石都々古和氣神社 境内の動画
陸奥一宮 石都々古和氣神社 アクセス&地図
住所:〒963-7858 福島県石川郡石川町字下泉269(八幡山山頂)
福島県石川郡石川町下泉150(社務所)
アクセス
地図
【周辺の一宮神社】
◆都都古別神社(馬場) 車で25分
◆都都古別神社(八槻) 車で30分
【周辺の温泉】
◆母畑温泉 八幡屋(源泉掛け流し)
石川郡石川町母畑温泉 TEL:0247-26-3131
◆猫啼温泉 式部のやかた 井筒屋(加温循環ろ過)
石川郡 石川町猫啼22 TEL:0247-26-1131
【おススメの源泉掛け流しのある温泉宿】
◆元湯甲子温泉旅館大黒屋 白河ICから国道298号沿い 神社から車で40分 ⇒管理人宿泊レポ
◆新甲子温泉 五峰荘 白河ICから国道298号沿い 神社から車で55分
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