浅間神社 [甲斐國一宮] ★★

甲府市の東、笛吹市にある「甲斐國一宮浅間神社」です。

浅間神社の中では富士山からは少し離れた街の中の神社です。


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甲斐國一宮浅間神社2

もうすぐ神社に到着するという時、パッと目に入った前の車のナンバー「4444」。

4のぞろ目の意味は、「お前(の魂)は、死んでいる」(@_@)なんだとか。

山梨県は年・月凶方位でしたし、この日は曇天でしたし、

(行きたい!と意気込んで行った神社はいつもピーカン)

山梨はイマイチ~とか思っていたので、

気乗りしていないのは確かです^^

甲斐國一宮浅間神社3

こちらは国道沿いにある大鳥居

まだ神社の入り口すら見えていません。

甲斐國一宮浅間神社4

ナビを頼りに到着。駐車場はこの右向かいにあります。

甲斐國一宮浅間神社51

神門

参道をまっすぐ行くと神楽殿と別の入り口の鳥居。

社殿は左側にあります。

甲斐國一宮浅間神社14

手水舎

甲斐國一宮浅間神社15

龍もなくシンプルです。

甲斐國一宮浅間神社16

一宮町京戸山系から汲み出した市営の水道水とのことです。

水道水ですが、特に塩素臭は分からず。

でも、消毒はしてありますよね。

甲斐國一宮浅間神社12

社務所の前には立派な松

甲斐國一宮浅間神社13

しだれ桜も

甲斐國一宮浅間神社9

奥は社殿なのですが、社殿に向かう道と

さきほどの鳥居から入る参道とクロスしていて、

ちょっと変わった配置でした。

鳥居ともいえない石柱が立っていて、

ここで一度祓ってから拝殿に向かう方がいいのかなぁ、

と、一旦参道から右に回りここをくぐって拝殿に行きました。

甲斐國一宮浅間神社6

甲斐國一宮浅間神社7

狛犬さん

甲斐國一宮浅間神社5

拝殿の中。

ちょうどご祈祷が終わったところの様で、神職の方が行ったり来たりしていました。

御祭神:此花咋耶姫命

創建:貞観7年(865)。もともとはここから2キロ離れた南東に祀られていたものの、

(現在は、摂社「山宮神社」となっている)

前年の富士山噴火により現在の場所に移転したといわれています。

なぜここが一宮かというと、古代の山梨の政治の中心地だったそうです。

噴火のあった場所から移転した先の一宮はどこかについて争いがあるそうで、

河口浅間神社とする説もあるようです。

甲斐國一宮浅間神社18

こちらは神楽殿。

甲斐國一宮浅間神社45

神楽殿の横は北口があり、

甲斐國一宮浅間神社47

こちらにも立派な鳥居がありました。

 

北口の鳥居をくぐると、左側に「立石」というのがありました。

甲斐國一宮浅間神社48

こちらの「立石」を見ると、またか・・・

もちろん、子孫繁栄は大事なことですが♪

山梨は木や石でこんな形のものが多いですね。

目ざとく見つけるという県民性?それとも、山梨は特別な何かがあるのでしょうか。

拝殿の正面にも、「子安石」という安産祈願系の石があります。

甲斐國一宮浅間神社19

境内に戻って、神楽殿の左奥に行くと、「干支まいり」という石があり、

甲斐國一宮浅間神社20

まず、お砂取り場「清め砂」。

この左の白い建物(御輿倉?)の裏に隠れるようにして、

甲斐國一宮浅間神社23

境内社の「7社」が祀られていました。

倉との間に人が入れないくらい・・・。

甲斐國一宮浅間神社25

御祭神の7神はこちら。

甲斐國一宮浅間神社21

その隣には護国神社。

甲斐國一宮浅間神社22

向かいの本殿の方を見ると、2本の満開の木。

甲斐國一宮浅間神社36

「夫婦梅」?と思いましたが、咲いているのは桜の木ですね。

甲斐國一宮浅間神社38

案内板の写真の位置からして、梅はもう散ってしまったようです。

夫婦梅といてっも、御祭神は此花咋耶姫命だけで、瓊瓊杵尊はいらっしゃらないんですね。

ですが、この夫婦梅が御神木だそうです。

甲斐國一宮浅間神社26

さらに奥に行くと、人型に切り抜かれた石の壁。

この間をくぐって、祓う意味があるようです。

甲斐國一宮浅間神社27

これが、「干支まいり」のようです。

甲斐國一宮浅間神社28

全部は撮りきれなかったので、「亥」だけ撮影。

まるっこい石像の横に、黄色いプラスチックの小さなお賽銭箱。

 

まだ石像は新しいですね。

どなたかによる奉納なのか、宮司さんのアイデアなのか・・・。

夫婦木神社にしても、山梨は観光熱心な神社が多いです。

本来の神様の波動で、人を感動させるには十分なのに・・・と思うのですが^^

でも、こういう像もしばらくすれば、魂というか、エネルギーが籠るのかなぁ。

甲斐國一宮浅間神社30

方位が刻まれた石。

甲斐國一宮浅間神社31

富士石という石碑の横にある、三角にくり抜かれた石。

甲斐國一宮浅間神社32

こちらは、8本の足がついている頭でっかちのタコなのか?

何が何だか意味が分かりません^^

首をかしげながら進むと・・・

甲斐國一宮浅間神社33

天照皇大神を祀る「神明社」

甲斐國一宮浅間神社34

「真貞社」

貞観7年の富士山噴火の際に亡くなられたのでしょうか、

その時の神主「伴直真貞公ノ神霊ヲ祀ル」と刻まれています。

ちょっと本殿の裏らしい雰囲気♪

甲斐國一宮浅間神社40

その奥、本殿の真裏には立派な杉の巨木が。

特に御神木として扱われていないようで、紙垂(しで)もかかっていないですが、

やっと富士山の浅間神社らしい木に出会えました!

とはいえ、木の周りはちょっと砂埃というか、汚れというか、

触りたい(抱き着きたい)けれど触りにくかったです(>_<)

でも、癒されるパワーはたっぷり出てました♪

甲斐國一宮浅間神社52

もう、午後4時を回っていたせいもあるかもしれませんが、

一宮にしてはひっそりとした神社でした。

群馬県の貫前神社を彷彿とさせます。

 

今回は下調べが不十分で行きませんでしたが、

ここから2キロ南東にある摂社の「山宮神社」には

瓊瓊杵尊も祀られていて、根元が繋がった立派な夫婦杉もあり、

こちらの方が、富士山系の浅間神社らしい雰囲気のようです。

そういえば、富士宮の浅間大社の方も、同じような経緯があって、

山宮神社の方が強烈なエネルギーみたいですね。

神様の土地に気安く人間は近寄るな~という感じなのでしょうか。

甲斐國一宮浅間神社1

御朱印

 

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甲斐國一宮浅間神社

山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684

TEL:0553-47-0900 ‎

アクセス:

新宿駅西口より中央高速バス約100分
一宮停留所下車徒歩10分

山梨市駅よりタクシーにて約10分
甲府駅よりバスにて(一宮経由勝沼行)約40分


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