山梨の旅2日目のお天気は曇りのち晴れだったのですが、
景勝地であるはずの昇仙峡はどんよりしていて、
雰囲気はイマイチでした^^
気を取り直して、「夫婦木神社」に向かいます。
ここは特に下調べをしていったわけではないですが、
「夫婦木神社」って名前が変わっているので、気になる神社ではあります。
さきほどの「金櫻神社」の表参道鳥居から20mくらいのところに鳥居が見えます。
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鳥居
鳥居横の案内板
御祭神:伊弉諾大神、伊弉冉大神
由来:樹種栃(とち)樹齢1000年以上
古来、和合繁栄特に縁結び子授けに霊験あらたかな神として信仰され、多くの伝説をもつ。
周囲10m余、直径約3m樹体の中心空洞にして男女両性をあらわし夫婦和合の形をなす。
実に雄渾壮大視るものをして造化の妙に感嘆せしめ天下希なる奇木であり霊木である。
~案内板より
鳥居をくぐると、城壁のような石の壁
途中、変わった根元の巨木が。
「﨔(けやき)の幹両面に自然にできた女性の象徴、
雄大な男根は奥殿に奉安す。」~案内板より
なるほど~。女性の象徴に男根が1本の木についているので、
夫婦和合で夫婦木神社なのか~と、木を見て納得^^
階段脇には湧水が流れ出た小さな滝が。
ここら辺から、いい神社の雰囲気が出てきました(^^♪
流れる水の波動っていいですね♪
階段を登り終えると、御神水が。
お水は柔らかくて甘い感じです。
その奥には小さな祠。
う~ん、何だろう。気になるけれど、詳細は分からず。
拝殿手前の右側には弁天様だったか・・・。
写真では文字が判別できず^^
拝殿
木を御神体として扱う神社にしては、そこそこ立派な建物でした。
お参りが終わり、右の授与所に行くと、
中から元気なお婆さんが出てきて、
奥に夫婦和合の子授けの木があるから、300円で見て行ってねと言われ、
なるほど、奥にあるのか、それじゃあちょっとお邪魔しようということで、
中に案内されました。
ここから先は撮影禁止です。
授与所には、木を描いた絵馬や生写真を販売していますが、
その写真を載せている方のサイトがありましたので、
中庭の奥に8畳くらいの広さ建物があり、
直径3m高さも天井近くまである巨木の切り株がどーんと安置されています。
樹齢1000年以上の栃の木だそうです。
前出の「金櫻神社」が消失した際、
再建のため所有地にある巨木を切り倒していたら、
このような変わった形の木があったので、
これは神の御神託ということで伐ってお祀りしたそうです。
木の中ほどは人が入れそうなくらい大きな空洞になっています。
その空洞には、亀が首を伸ばして穴から顔をのぞかせているような感じで、
外に張り出そうとしている木の子どもがついてます。
私の出身県にはこういった男性・女性の象徴を祀る神社はないのですが、
(あるかもしれませんが、まだお目にかかったことがありません^^)
山梨に来てから、どこにいってもそういう木や石だらけなので、
ビックリしました。
武田信玄その他の武将で、
子宝に恵まれなくて悩んでいた人でもいたのでしょうか。
それはさておき、
こんな巨木を切り倒して、何事も障りはなかったのかなぁと心配になりましたが、
そんな私をお構いなしに、
毎日参拝者を相手に説明しているお婆さんは、
暗記しているセリフを立て板に水のごとく話し続けております^^
この木は伐り倒されてからしばらく経っているのですが、
安置されているせいなのか、生きている木のように生々しく感じました。
(特に、昇仙峡のロープウェイで上った先にあった切り株が干からびていたので、
余計にそう感じました)
お婆さんに二礼一拍と、木の周りを願い事をしながら一周するように促され、
特にお願い事もないですが、凄い木だなぁと思いながら、
木をなでながら一周。
上を見ると、安産祈願が成就した方々からの奉納なのか、
木彫りの男根さんが何本も天井から垂れ下がっていました。
毎年200人組以上のお参りがあって、
50組ほど無事妊娠・出産したという報告があるそうです。
授与所に戻って御朱印を戴こうとすると、
「木の写真やお守りはいいの?何かお願い事はないの?」と言われ、
結婚にも出産にも興味がないのがバレたのか、
「じゃあ、仕事だね!」と言うので、
「そうですね~」と答えておきました^^
最近は、神社で何かご利益を求めるということがなくなったので、
珍しい参拝者と思われたのか。
次の「夫婦木姫の宮」でもいぶかしげな参拝者に見られていたようです^^
さて、木のパワーにも驚きましたが、
もっと驚いたのはお婆さんの肌艶の良さです!
かなり耳が遠いようなので、
軽く80歳は超えているのではと思われるのですが、
お肌は真っ白で透明感があり、
シミしわ一つなく、肌がピーンと張ってました(@_@)
ちなみに、人相学的に
シミ=しみったれた人生、貧乏
シワ=苦労が多い
くすみ=くすぶっている、パッとしない、運気低迷
だそうです^^
セリフをそらんじるお婆さんの顔をジーッと見ていると、
この御神体はそれほどのパワーなのかと。
そんなことを考えながら帰りの階段を降りていると、
あら不思議。
さっきまで鈍痛があった左肩が
何事もなかったかのように痛みが消えていました。
御神体の木のおかげなのか、お婆さんのパワーなのか、
温泉よりも凄い効き目でした!
肩の痛みを治すためにお参りする方はいないと思いますが、
子宝に恵まれずに悩んでいるカップルにとっては、
かなりの成功率のある神社のようなので、
そういう意味では強烈なパワースポットだと思います♪
お婆さんが描いてくれた御朱印
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夫婦木神社
山梨県甲府市御岳町2041
TEL:055-287-2020
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